50代は悩める年頃と言う方もいます。
「子供も大きくなり、自分の時間ができたのはいいけれど、これといった趣味もない。」
「もう若くはないけど、そこまでおばさんでもない。」
「これから、どうしたらいいいのだろう?」と考える方は多いと思います。
そんな時に美輪明宏さんの「50代からの人生、残り時間はこう使いなさい」を見て私は気持ちが楽になり心がすっきりしました。
それは、私の場合、自分が考えていたことと共感できたからです。
6つの美輪明宏さんのメッセージを私なりに簡単にまとめてみました。
50代のアラフィフ、「これからどうしたらいいのか?」「なにをすればいいのか?」悩んでいる方にはおすすめです。
最後までお付き合いください。
①年齢を重ね、体の自由を失なわないようにする

画像出展:ザ・テレビジョン
・動ける体を維持することの大切さ
これはほんとつい最近自分の80代の父を見ていて思ったこと。
よちよち?よたよた?歩きなのです。
何とか身の回りのことは自分でできるが、思うように歩けないのでやはり外出へ誘う機会も減ります。
私と母で買い物へ行き、父はお留守番。
病気にならない健康ももちろん大事だけど、「足腰って大事だな。」とつくづく思います。
そんな時、鍼灸師の先生と話すことがあって「ピンピンコロリは筋力」と言われていて
プロテインを購入したばかりだったので美輪さんの「筋力をつける」という言葉は身に沁みました。
美輪明宏さんのメッセージ
筋力をつける。
テレビを見ながら椅子から立ち上がる運動などを習慣的にする。
タンパク質を摂取
お肉・魚・卵・豆腐などのタンパク質を摂る。
歩く・立つ・笑うこと
動ける体をつくるための生活を意識する。
いつまでも自分のことができる事は未来の自分の自信に繋がる。
②お金は使わないとただの紙切れ
・貯める勇気より、使う勇気の方が難しい
「貯める勇気より、使う勇気の方が難しい」これなんです。
お金を貯めても自分で使わないと意味がありません。
けれども、旅行だって絶対行かなくてもいいわけだし、家に食材もあるのでわざわざ外食に行く必要もない。
そんなことを思ってしまう方は多いのではないでしょうか?
けれども、お金はないけど、もう50代のアラフィフ。
老後の不安もあるけれど、元気なうちに色々経験したい。
「今のうちに美味しい物を食べたり」「60代では着れない洋服を着たい。」
こんな思いが最近強くなってきました。
美輪明宏さんのメッセージ
小さなことからでもいいので、気になっていたレストランでランチをしてみる。
欲しかった物を値段を気にせず買う。
お金は、不安を埋めるためだけにあるのではなく、「心を潤すために使うもの」でもある。
老後の不安のために節約し続けたが、いざ自分のために使おうとした時はもう体力も気力も残っていなかったと言う方は多い。
この最後の「いざ使おうとしたら、体力も気力の残っていない。」とか絶対嫌です。
私はまず時間をつくることから始めていこうと決めました。
ひとつずつ、小さいことから楽しんで行こうと、まずは映画を1人で観に行きました。
そして、日帰りバス旅行に行く予定です。
来年有休が出たら、まずは近場の韓国へ行く計画を立てます。
お金を使う楽しみは人それぞれですね。
③整理整頓
・断捨離をする
「断捨離をしたい、している。」という方は多いのではないでしょうか?
私も断捨離は常に心掛けていますが、家は個人的にはシンプルより物があるインテリアが好きなので
(カラフルにしたり雑貨や植物を置いたり)
無駄にごちゃごちゃしないように、要るものと要らないものはしっかりわけているつもりです。
物の断捨離もそうですが、最近では銀行口座やクレジットカード、保険などの整理もしています。
美輪明宏さんのメッセージ
片付けは、老後の体力が落ちてからでは遅い。
50代・60代の今こそ、暮らしの重さを見直す時期である。
モノの整理”は、「人生の整理」
物を減らすことは、「家族への思いやり」
④人間関係の見直し
「一人の時間を楽しむ」ことができる人は、孤独にならない。
これも意識していること。
ほんとに、嫌いじゃないけど、一緒にお出かけしたくない人っていませんか?
ランチだけならともかく、買い物とかも一緒に行ったらもうそれはそれはしんどい。
嫌いではないけど、合わないのでしょう。
この間も旅行に誘われたのですが、断りました。
もう少し若い時なら、合わせて行っていた気もするのですが、最近では自然体でいられない人と一緒にいる時間もお金も無駄と思うようになりました。
美輪明宏さんのメッセージ
人間関係の大切なのは、「広さではなく深さ」
ちょうどいい距離感を見つけることが、これからの人生を豊かにする鍵である。
気を使いすぎる関係より、自然体でいられる関係を選ぶ。
⑤やらなかった後悔が残る
やってしまったことより、やらなかったことに後悔する
後悔をすることがあまりなければ、死ぬことの恐怖が少なくなる。と少し前から考えていました。
死ぬ恐怖が強いのは悔やむことが多いからです。
なので、悔やむことが少なくなるようにやりたい事をやって生きていく。
子供も大きくなり、仕事もお金も落ち着いてくるアラフィフから始められることって結構あると思います。
美輪明宏さんのメッセージ
やってみたという事実が、自分の人生を強くする。
1日講座でも、体験教室でもいい。「覗いてみる」ことから始めてみる。
「やらなかった後悔」は、亡霊のように心に残り「やってみた経験」は、未来の糧になります。
もう遅いなんてことはなく、今日が一番若い日です。
⑥家族との時間
「いつでもできる。」そのいつでもはいつ?
こちらも常に思っていることでした。
親に対してはいつか、どこかへ連れて行ってあげたいと思っていても、その「いつかはいつ?」「どこかはどこ?」
「いつまで親は生きてくれているのか?」「いつ状況が変わるのか?」それは誰にもわかりません。
やはり、行動が大事だとつくづく思います。
美輪明宏さんのメッセージ
いつでも話せると思っていた時間は永遠ではない。
子供との関係も同じ。
「親として」ではなく「一人の人間として」向きあう。
話せる時間は限られているため、今、今日、声をかけてみる。
まとめ
・動ける体を維持するためには生活の中に運動を取り入れタンパク質を摂取する。
・お金は貯めることだけではなく、使う勇気を持つ。
・要るもの要らないものの整理をする。
・気疲れする人との付き合いは避けて、人間関係を見直す。
・やらなかった後悔を悔やまないようにする。
・いくつになってもできるという精神を持つ。
・家族との関係はいつまでも続くとは限らない。
・全てにおいて感謝の気持ちを大切にする。
・今日が人生で1番若い日であり、もう年だからと言っていないで行動する。
私は美輪明宏さんのメッセージを知り、気分が楽になりました。

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